
製品情報
高い適合、正確なコンタクト調整、高精度なインレー・クラウン
CROWN
クラウン
クラウン
インレー
クラウン
前装冠
CAD/CAM冠
インレー
歯科医院で金属の詰め物といわれるもの。
簡単に制作できると考えられていますが、とても奥が深く、ベテラン技工士でも100%満足いくものを製作することは難しいといいます。



クラウン
クラウンは歯そのものをつくります。
歯の特徴を正確に把握してしないと、クラウンを製作することはできません。クラウンを製作することは歯科技工の基本のひとつであると考えます。



硬質レジン前装冠
保険対応の前歯の差し歯。
金属のフレームに、歯の色を再現するように、何層も専用レジンを盛り上げ、重合し、形作っていきます。



CAD/CAM冠
ハイブリッドレジンブロックを、PCでデザインし、加工機で削り出されたクラウン。
高い重合度により、安定した物性を持つ。




良いクラウンの条件
クラウン
3つの
ポイント
1 正確にフィット
2 適切なコンタクト
3 咬合関係
クラウンにおいて基本的なポイントは、まず、支台歯にフィットさせること、そして適切なコンタクトポイント、咬合関係を与えること。
それ以外にも大切なポイントがたくさんありますが、この3つのポイントをしっかりとクリアしていなければ、良い技工物とは言えません。
それを得るためにひとつひとつの作業を妥協せず、時間と手間をかけ製作しています。
正確なコンタクト調整
チャネルトレーを使用した
高精度分割模型
精度の高い分割模型システムを採用することで正確なコンタクト調整が可能になります。
樹脂製の分割模型用トレー。着脱操作による回転ブレや、近遠心ブレがありません。正確な技工作業が可能です。

02. 横揺れが少ない
チャネルトレーに支台模型が正確に戻るため、ガタつくことがありません。コンタクト調整や、ブリッジの正確な適合状態の確認ができます。
模型とトレーの間に使う二次石膏には、低膨張で接着性に優れたチョーワのボンディングストーンを使用。更に精度を上げています。
コンタクト調整は地味で大変な作業

チャネルトレーを使用すると、少しでもきつい場合、支台歯模型が奥まで(元の位置)まで戻りません。完璧に合わせないと、元の位置までしっかりと戻れないのです。結果、正確なコンタクトのクラウンになります。
精度の低い分割模型の場合はコンタクト調整に時間はかかりませんが(強く当たっているのにグッと押し込めば入ってしまうため)、弊社の精度の高い分割模型はコンタクト調整に非常に時間をかけ、丁寧に作業しています。
支台歯への正確なフィット
マージン調整
適合精度を上げるため、メタルに置き換わってからのマージン調整は非常に重要です。

01. wax up時

02. メタル試適時のオーバーマージン

03. 内面から慎重に調整
完璧な適合に終わりはない

04. 正確に適合させた状態
スコープ下のwax upで、完璧なマージン合わせをしたつもりでも、必ずと言っていいほど、メタルに置き換わってからオーバーマージンが発生します。重要なことはメタルになってからしっかりとマージン調整を行うことです。
スコープ下にて慎重にマージンを傷つけないよう、さらにシャープさを失わないように、シリコンポイントで調整していきます。
薄いマージンは大変デリケート、バーの回転方向、当てる角度など注意が必要です。